西濃ゆかりの地散策(文京区編)のお誘い

東京岐阜県西濃会では、来る6月1日(土)に下記の通り「西濃ゆかりの地散策(文京区編)」を開催します。

本郷の東大赤門を出て本郷通りを渡り、左側に進み路地を4本ほど過ぎた先の右側に下るゆるやかな狭い坂道が菊坂。明治の初め樋口一葉が暮らし「にごりえ」や「たけくらべ」を世に送り出した、その地です。

樋口一葉が24歳で世を去って十数年後の大正3年、この地に大垣出身の羽根田幸之助が建てたのが「菊富士ホテル」。菊富士ホテルは谷崎潤一郎、竹久夢二、尾崎士郎、宇野千代、大杉栄、菊池寛、芥川龍之介、斎藤茂吉ら当代一流の芸術家が出入りする有名ホテルとなり、羽根田の成功を知った郷土の人々が続々上京し、本郷一帯に本郷旅館街を形成したことはよく知られています(トリップアドバイザーの関連記事)。明治30年代に建てられ、国の登録有形文化財に指定されている鳳明館(文京区本郷5-10-5)は、現在残っている数少ない岐阜県ゆかりの旅館です。菊富士ホテル跡や鳳明館以外にも周辺には西濃ゆかりの名所旧跡がいくつかあります。今回は、文京区本郷を中心にガイドさんの説明を聞きながら、東大構内の「椿山荘カメリア」での昼食をはさんで散策する予定です。

・日時:2019年6月1日(土)午前10時集合

・集合場所:丸の内線「本郷三丁目」駅改札出口(改札出口は1箇所です)
遅れる場合は080-4297-6481(杉野)までご連絡下さい。

・コース:本郷3丁目→麟祥院→東大龍岡門→ベルツ・スクリバ胸像→青山・佐藤胸像→ 三四郎池→安田講堂→東大総合図書館→カメリア(ランチ)→東大赤門→法真寺→菊富士ホテル跡→鳳明館→春廼家跡→一葉旧居跡→旧伊勢屋質店(見学)→ 一葉終焉の地→清和公園(右京山)→CIVIC25F・解散(午後2時頃)

・参加費:3,000円(椿山荘カメリアでの昼食代及びガイド代を含みます)

・申込方法(5月24日締切):Eメール:mori-takashi@refine-hd.jp                                                                   FAX:03-3708-7306

*午後2時解散を予定しています。
*歩きやすい服装でお越し下さい。                                                                                  *参加費は当日頂きます。                                                                                                *小雨決行、大雨その他の場合は、お申し込み頂いた方に会よりご連絡致します。

鳳明館

鳳明館

 

 

 

第五期定期総会懇親会で大垣市出身の作家・中村航さんのトークショーを開催しました

2018年11月9日、ビヤホールライオン 銀座七丁目店 6階『銀座クラシックホール』にて開催された東京岐阜県西濃会第五期総会に引き続き、作家・中村航さんのトークショーを開催させて頂きました。

講演はインタビュー形式で

84年の歴史を感じさせる会場で

大垣市林町、大垣北高校ご出身の中村航さんは、芥川賞の候補にたびたびノミネートされ、2002年にデビュー作「リレキショ」で第39回文藝賞を受賞、2004年には「ぐるぐる回るすべり台」で第26回野間文芸新人賞を受賞。最近では、昨年土屋太鳳さん主演で公開された映画「トリガール!」や人気アニメ・スマホゲーム「BanG Dream!(バンドリ!)」の原作を手掛けられ、故郷・大垣市がプロデュースして2018年に製作したアニメ「おあむ物語 その夏、わたしが知ったこと」と「いつか会えるキミに」の原作・脚本も手がけられるなど、多方面で大活躍されています。

会場に並べられた中村航さんの著作の数々

会場に並べられた中村航さんの著作の数々

トークショーは用意された質問に対して中村航さんにお答え頂くQ&A形式で行わせて頂きました。集まったのは同郷の方達、インタビュアーは高校の後輩というシチュエーションで、中村さんからは懐かしいお話を沢山頂戴しました。主な質問と回答を以下にご紹介します。

 

Q 岐阜県の西濃地方の大垣市で幼少期を過ごされた中村さんですが、どんな少年でしたか。
A 大垣北小学校の皆と外で遊びました。今はほとんどなくなってしまいましたが、北小校下には大きな紡績工場がいくつもあり、子どもながらに、夕方になるとたくさんの人が出てくる不思議な所だと思っていました。ある大きな工場の裏口に、小さな箱があり、その箱のボタンを押すと扉が開いて中に入れることを知り、友達と中に入ったことがあります。敷地内の売店では、市販品が安く売られていたりして、なんて良いところだと思ったことが印象に残っています。
Q 物語や小説はそのころからお好きだったのですか。
A 小学校の頃、早く来すぎた活字中毒で、市立図書館の本を頻繁に借りに行っていました。その図書館は、『100回泣くこと』のモデルになっており、実際に、小説同様私と友人が捨てられた子犬を見つけ、友人が連れて帰りました。中学では夏休みの作品として、毎年小説を書きました。その頃は歴史小説を書いていました。高校では理系に進んだこともあり、あまり小説には触れませんでした。大人になり、打ち込んでいたバンド活動を辞めた次の日から、何に打ち込もうかなと考え、また小説をたくさん読みだしました。
Q 小説をお書きになり、特に印象に残っている作品はありますか。
A はじまりの3部作『リレキショ』、『夏休み』、『ぐるぐる回るすべり台』は小説家として世に出るキッカケになったので思い出に残っていますし、『100回泣くこと』は死を扱った作品なので、感情も入り書くのにとてもエネルギーを使いました。などなど、どの作品にも思い入れがありますね。

質問に答える中村航さん

とても沢山の思い出をご披露して頂きました

Q 作品の中に登場するキャラクターは、実在のモデルなどいらっしゃるのでしょうか。
A 実際にこの人という人がいるというよりは、自分の感情を一人のキャラクターに仕上げていくと言う方がしっくりきますね。
Q 映画化された作品が3作もありますね。どのような経緯でお話が来るのですか。
A 作品を読んだ脚本家さんなど、映画を撮りたいと思う人や会社からオファーがあり、優先契約のようなものを結びます。例えば、1年間の契約で○円、その期間内に映画化されなければ、別の方と契約しても良いというような感じで、幾つもの会社が一度に映画化しないような仕組みになっています。
Q 映画化されるにあたり、原作者の方には物語の世界観などを壊さないように、質問など来るのですか。また、原作者の方は作品に注文をつけることができますか。
A そうですね、原作者にはいろんな段階で確認がきます。映画化される時に幾つも注文をつける原作者もいるようですが、私は3作品通して1回だけお願いしたことがあるくらいで、基本的には口は出さないですね。
Q 今年は大垣市の市政100周年記念アニメーション、『おあむ物語』、『』の原作も手掛けられましたね。
A ご縁あって今回のアニメーションの制作会社の方と知り合い、コンペを一緒にやらないかと誘っていただいたので、実現した作品です。皆さんは元々の『おあむ物語』をご存じでしたか。『おあむ物語』は、関ヶ原の戦いの際に大垣城で戦っていた石田光成の家臣が、一家でいかに過ごしていたか、そこからどう逃げたのか等をおばあさんになったおあむさんが昔話を聞かせるように語っていくお話です。武将の話は色々残っていますが、その家族が戦いの成果を良くみせるために、取った相手方の首を並べてお歯黒を塗ったり、鉄砲の弾を作ったり、大垣城から逃げる際には身重の母が産気づいて出産したりと、武将の周囲の人の目線で書かれた物語です。これは当時の生活を知ることができる、非常に興味深い作品だと思いました。
Q アニメの原作以外でも、大垣で一般市民向けに小説講座を持たれていて、とても社会貢献活動に熱心に取り組んでいらっしゃるとお伺いしました。
A はい、この講座では、20人の方と一緒に実際に大垣市内をまわって題材を集めたりして、小説の書き方を学んでもらっています。本当はもっと多くの方に参加してもらっても良いのですが、一人で確認できるのはこの人数が精一杯ですね。このような取り組みは他で実施していないと思いますし、とても面白いと思っています。これから講座の集大成で、できた作品を見せてもらうことになっていますが、とても楽しみです。

おあむ物語の説明の最中に大垣市特製『おあむ茶』のペットボトルが登場して

おあむ物語の説明の最中、大垣市特製『おあむ茶』のペットボトルが登場して…

Q 今後、どのような作品を作りたいとか、テーマにしたいと考えていらっしゃることはありますか。

A 西濃地方を題材にした作品をいつか作りたいと思っています。
私たちも西濃を感じられる作品、読んでみたいです。楽しみにしています。本日はありがとうございました。

中村航さんを囲んで

中村航さんを囲んで

上記にご紹介した以外にも、中村航さんや浅井リョウさんなど西濃地方ご出身の新進気鋭の作家が何人もご活躍されている状況を『ものがたり生まれ出づる処、西濃』とも表現されていたのが印象に残っています。

中村航さんにはトークショーに引き続き行われた懇親会にも快くお付合い頂き、更に沢山のお話を聞かせて頂きました。大変遅くなってしまいましたが改めて御礼申し上げます。

 

第五期定期総会を開催しました(2018年11月9日)

2018年11月9 日、ライオン銀座7丁目ビル・クラッシックホール(中央区銀座7-9-20)にて、東京岐阜県西濃会の第五期定期総会・懇親会を開催致しました。

84年の歴史を感じさせる銀座ライオン7階・銀座クラシックホールにて

84年の歴史を感じさせる銀座ライオン7階・銀座クラシックホールでの総会の模様

 

総会・懇親会には二十数名の西濃出身・ならびにゆかりの方にご参加頂き、第六期役員選任、および第五期収支報告、活動報告、を下記の通りご承認頂きました。

また、総会後終了後の講演会では、特別企画として、大垣市林町、大垣北高校出身の小説家・中村航氏のトークショー「本と映画と西濃地方」を開催しました。トークショーの詳細は別の記事にてご報告致します。

以下が総会にてご承認頂いた事項です。

定時総会議決及び報告事項

議題1 第五期(2018年10月1日~2019年9月30日)役員の選任等
下記の通りご承認頂きました。

 1.名誉会長、会長、副会長、理事、監事の選任(姓名・出身高校・役職)
名誉会長:立川 敬二  大垣北 前宇宙航空研究開発機構理事長
会長:  杉野 由和  岐阜  長島大野常松法律事務所 弁護士
副会長: 川瀬 泰人  大垣北 リファインホールディングス(株)代表取締役
副会長: 福澤 賢治  大垣北 キヤノン(株)
副会長: 大石 アケミ 大垣北 (有)三ツ美代表
理事:  近藤 和英  大垣北 公認会計士近藤和英事務所代表
理事:  西田 茂登美 大垣北 不動産コンサルティングマスター
監事:  白石 周子  大垣北 (公財)濃飛会岐阜県学生会館
監事:  杉野 いづみ 大垣南

2.幹事の選任(姓名・出身高校・役職)
幹事:  澤村 美智子 大垣南 杉並ぷれジョブの会会長
幹事:  清水 孝弘  大垣南 ソニー生命保険(株)
幹事:  杉原 充   大垣南 パナソニック産機システムズ(株)
幹事:  坪井 智礼  大垣南 管清工業(株)
幹事:  森 隆志       リファインホールディングス(株)
幹事:  大谷 恵里  大垣北

 

報告1 会計報告

第五期収支報告書(2017年10月1日~2018年9月30日)

収入の部
第五期会費収入 個人 2,000円x37(総会時)
2,000円x 6(振込)

個人会費収入小計                 = 86,000円

法人  5社x14口       =140,000円

第四期総会収入    6,000円(一般)x41=246,000円

受 取 利 息    ゆうちょ銀行普通預金 2円

前年度繰越金                    =432,000円

収入計                       904,002円
支出の部
第四期総会 会場費.懇親会費 246,845円
手土産用柿・袋代   5,468円

総会費用小計                   =252,313円

ホームページ保守費用(’17/10~’18/9月分)=   25,920円

通 信 費   総会案内(第五期分)    5,491円
年会費納入案内.チラシ送料 2,084円

通信費小計                     =  7,578円

印 刷 費   振替用紙印刷代               =302円

雑   費   会報誌名刺広告(2回分)       =18,000円

支出計                        304,113円

次年度繰越金                      599,889円
*2018年9月30日現在残高 ゆうちょ銀行 321,346円

振替口座   180,496円

現金      98,047円

合計     599,889円となります。

 

 

報告2 活動報告(2017年10月1日~2018年9月30日)

2014年1月の設立以来、会員の皆様のご支援のお陰で、東京岐阜県西濃会も第五期を迎えることができました。第五期の主な活動は下記の通りでした。

活動報告

2017年11月17日  第四期定期総会(於:日比谷サロー)
2018年 3月24日 薄墨桜 観桜会(於:岐阜県学生会館
2018年 4月 7日 砧公園観桜会(東京岐阜県人会及び大垣北高関東同窓会との共催)
2018年 4月28日 東京岐阜県人会 吉村泰典会長講演会「女性が健やかに輝き続けられる社会」開催( 東京岐阜県人会及び大垣北高関東同窓会との共催)
2018年 7月15日  都市対抗野球 西濃運輸対JR東日本(1回戦)応援
2018年 7月22日  第10回「岐阜の地酒に酔う2018」(於:如水会館)にて西濃から出店の酒蔵(三輪酒造、武内合資、渡辺酒醸造、大塚酒造、所酒造、玉泉堂酒造)と交流
2018年 8月26日 第30回岐阜県西濃関係者情報交換会出席
法人会員:
川西工業株式会社
御菓子司 胡蝶庵
矢橋工業株式会社
株式会社三輪酒造
日本リファイン株式会社
株式会社ダスキン大垣
西濃運輸株式会社

杉野会長

報告をする杉野会長

作家・中村航さんのトークショーおよび第五期(2018年度)定期総会ならびに懇親会を開催します 【案内チラシを更新しました】

【訂01 会費の説明を修正いたしました。2018.9.20】

【訂02 会費の説明の修正に合わせてチラシを差し替えました。2018.9.21】

東京岐阜県西濃会 第五期(2018年度)定期総会ならびに懇親会の日程と場所が決定しましたのでお知らせします。

2014年1月17日に発足した東京岐阜県西濃会も、皆様のご支援のお陰で丸5年を迎えようとしています。

今回は、岐阜県大垣市出身で作家として活躍されている中村航さん(公式サイト)をお招きし、銀座七丁目のビヤホールライオンの築84年の銀座クラシックホールをお借りして「本と映画と西濃地方」という題でトークショーならびにサイン会・懇親会を開催致します。

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岐阜県西濃関係者情報交換会で乾杯の音頭を取られる中村航さん(2018.8)

中村航さんは岐阜県立大垣北高校ご出身。同じ高校出身で、同じく作家として活躍されている朝井リョウさんや中山咲さんの少し先輩にあたります。 芥川賞の候補にたびたびノミネートされ、2004年には第26回野間文芸新人賞を受章。最近では、昨年土屋太鳳さん主演で公開された映画・トリガール!や人気アニメ・スマホゲームBanG Dream!(バンドリ!)の原作を手掛けられ、故郷・大垣市がプロデュースして今年製作したアニメ「おあむ物語 その夏、わたしが知ったこと」(アニメのユーチューブが視聴できます)の原作・脚本も委嘱されるなど、大活躍されています。

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今回は中村航さんご本人からの提案もあり、一方通行のトークショーだけではなく、ご参加頂いた方から中村さんへの質問コーナーも設けます。また、トークショーに引き続いて行われる懇親会にも参加頂ける予定ですので、トークショーや質問コーナーで聞けなかったお話を直に伺えたり、交流できる場となろうかと思います。中村航さんのファンの方は大歓迎ですので、ぜひお越し下さい。

当会としてもささやかながらも同郷の中村航さんを応援したく、トークショーと懇親会にご参加頂いた新規加入の方は、本年度に限り、今年1年分(2018年10月1日~2019年9月30日)の当会の年会費(2,000円)を無料とさせて頂きます。したがって『トークショーと懇親会には参加したいが、西濃会入会は...』という方の場合、今回の会費は6,000円ということになります。

お忙しいことと存じますが、皆さまのご参加をお待ちしておりますので、下記申込先まで、ご氏名・連絡先・人数をメールでお知らせ下さい。会場手配の関係上、10月末に締め切らせて頂きます。

 

 

日時場所

日時:2018年11月9日(金)午後7時~

場所:ビヤホールライオン 銀座七丁目店 6階『銀座クラシックホール』

銀座のランドマーク、7丁目のライオンビヤホールです。東京大空襲に逢いながらも、ステンドグラスや内装は1934年(昭和9年)創建当時の状態がほぼ残されている6階の銀座クラシックホールが今年の会場です。

住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-9-20

電話:050-5269-7096

URL: https://ginzalion.net/ginnzaclassichall/

会費:一般8,000円(東京岐阜県西濃会年会費2,000円含む)

学生2,000円

参加申し込み先;mori-takashi@refine-hd.jp  (宛先:東京岐阜県西濃会 森 隆志。 ご氏名・連絡先・人数をお知らせ下さい。締切は10月末日と致します。)

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ビヤホールライオン 銀座七丁目店『銀座クラシックホール』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式次第

午後6時:受付開始

午後7時~:定期総会

午後7時15分~8時:中村航さんトークショー・サイン会

午後8時~午後10時:懇親会

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吉村泰典 東京岐阜県人会会長の講演会を開催しました(2018年4月28日)

4月28日午後、都道府県会館にて東京岐阜県人会・大垣北高関東同窓会との共催で吉村泰典東京岐阜県人会会長の講演会が開催されました。以下に講演要旨とその模様をお知らせします。

慶應義塾大学医学部名誉教授として日本の生殖医療を率いられ、また少子化対策・子育て支援担当として内閣官房参与を務められた吉村会長らしく、医学に裏付けられた望むべき社会制度を豊富な資料に基づいて説かれる講演は印象に残るものでした。

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講演会 式次第

 講演要旨~『女性が健やかに輝き続ける社会を目指して』

■はじめに~現代社会
20世紀前半に比べ、先進諸国の人々のライフサイクルは大きく変化した。
⾧生きになり、健康年齢も伸びた。また、女性の高学歴化と社会進出が進んだ。
栄養状態も良くなり、子供の成⾧も早くなった。

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講演される吉村泰典会長

 

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最前列の古川多治見市長を含め50名を超える参加者

 

■生物としての人間
しかし地球で 40億年かけて進化してきた生物としての人間の身体は、時としてこの変化に対応できない場合がある。
たとえば女性の卵子。一人の女性の一生涯分の卵子はお母さんのおなかの中にいる時点で全数出来上がってしまっていて、年齢が高くなるのに比例して、排卵される卵子は“クオリティーのわるい”ものになっている。
また女性の生理についても、20世紀前半まで女性は生涯に数人の子供を出産するのが一般的だった。 20世紀前半、我が国を含めた先進国の平均寿命は60歳くらい。当時、女性の平均初潮年齢は今より1~2年遅かったが、閉経の年齢はほとんど変化していない。
女性の妊娠可能期間は今より少し短いが、初産が早く生涯に4~5人の子供を妊娠・出産していたため、当時の 女性が生涯に経験する月経の回数は現代女性より大幅に少なかった。 このサイクルは生物としての人類が誕生してから変わらぬものだったはずである。
一方、現在のわが国の女性は、初産が遅くなり生涯に産む子供の数も1~2人が一般的。つまり、現代の女性は生涯に経験する月経の回数が飛躍的に増えた、ということを認識頂きたい。
初産が遅れ数多くの月経にさらされている結果、子宮内膜症などの病気を引き起こしているとも言える。それ以外にも月経に伴う様々な弊害がある。
妊娠・出産すれば月経にさらされる機会が減少し、子宮内膜症などの防止にともいえるが、病気の予防のために今の女性のライフスタイルを変えることは本末転倒。

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豊富なデータを駆使した実証的なご説明

■医療制度を考える者として
社会の進化により女性のライフスタイルが変わった以上、それに適合できるよう医療を提供し、制度を考えるのが公衆衛生を考える者の役目。
その意味で、oc(経口避妊薬)を日常的に服用できるようにするのが現時点では最善策と考えられ、欧米諸国では一般化しつつある。
月経は妊娠できなかった時におこる生理現象であり、子宮内膜症などの発症以外にも生理痛等々、女性が社会で活動する際の支障を引き起こしている。
ocの服用により月経が無くなれば、これらの現象からは即座に解放されると同時に子宮内膜症等の罹患の不安からも解放される。
一方で妊娠を望んだ際にはoc の服用を停止すれば、次の周期で排卵が再開するので、逆の意味での不安もない。
そして欧米諸国での臨床結果では、目立った副作用もない。
わが国ではマスコミが永らく”経口避妊薬”という名前と共に後ろめたい印象の報道を続けて来たため、ネガティブな印象が染み付いてしまっている。これは子宮頸がんワクチンの報道の際も同じ。
ごく少数の副作用被害を大々的に取り上げ、子宮頸がんワクチン接種を徹底的に断罪した結果、今では接種率が1%にまで下がっている。
子宮頸がんワクチンの効果は今や世界中で認められていて、先進国はおろか、最近世界の注目を集めている東アジアの某国ですら接種が一般化しているのだが、わが国が例外となってしまった。その結果、毎年 3,000 人の女性が子宮頸がんで亡くなっている。
oc の場合も、話を持ち出すとマスコミは条件反射的に”経口避妊薬”と騒ぎ立て、服用する女性達を罪人のように報道する。
少子化を騒ぎたてながら、一方で効果的な対策に対しては科学的根拠もないまま報道を続け、結果的に女性の社会進出と健康を阻害している我が国のマスコミの姿勢も問題がある。

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■むすび

今の日本社会のかたちに合った医療を考える時の基本姿勢は、紀元前100年頃に編纂された中国の医学書・黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)に書かれている“未病“、『すでに病みたるを治せず、未だ病まざるを治す』。発病する前に未然に防いでしまうことである。
■西濃会からのコメント
講演会には東京に出張されていた古川雅典多治見市⾧も参加され、行政として対策できること等について熱心に質問されていました。

古川雅典多治見市長

講演会に引き続き行われた懇親会で挨拶される古川雅典多治見市長

我が国が直面する課題として少子高齢化が叫ばれてから十数年。
少子化対策として各自治体や企業から『子育て支援』という言葉を聞くことは日常的になりました。
しかし、そこから更に一歩進んで、女性がより活躍しながら出産・育児できる社会にするために、やらなければならない事はまだまだ沢山あると言えます。
子宮頸がんワクチンについては、世界的な学術誌「ネイチャー」の姉妹誌「サイエンティフィック・リポーツ」の2016年11月11日号に掲載された子宮頸がんワクチンの副作用に関する東京医大教授の論文が、不適切な実験方法が明らかになったとの理由で掲載撤回された、と5月11日に各社で報道されましたね(→朝日新聞デジタルの見出し)

最近も『女性は必ず3人以上の子供を産むように』と発言した国会議員がいましたが、吉村会⾧のご趣旨がもっと広く日本社会に拡がると良いですね。

むすびで紹介された未病についても、昨今は様々な医療ドラマが高視聴率ですが、生活者である我々は吉村会⾧がおっしゃられているように、ドラマになるような大手術を受けないで済めばそれに越したことは無いと思います。

 

砧公園で観桜会を開催しました(2018年4月7日)

さる4月7日午後、世田谷区の砧公園で東京岐阜県人会・大垣北高関東同窓会と合同で観桜会を開催しました。

今年の桜は既に散り始め。更に前日までは激しい風雨だったため、開催が危ぶまれましたが7日未明には止みました。前日からの強風は残っていましたが、総勢14名が参加。ソメイヨシノの花は前日の風雨でほぼ散り終えていましたが、雨で芽吹いた一面の新緑がまぶしく、花とは違った心地よさでした。

観桜会のようす

この日午後、岐阜で講演会を予定されていた吉村泰典東京岐阜県人会会長も時間を工面してご参加。岐阜の誇る日本酒・三千盛や最寄りの用賀で仕入れたお惣菜に舌鼓を打ち、放映そうそう話題になっている岐阜県を舞台にしたNHKの朝ドラ『半分、青い』の話などで盛り上がって二時間強はあっという間に経ちました。

参加メンバーで

やっと見つけたソメイヨシノ

 

八重桜は満開でした

 

2018年 淡墨桜 観桜会を開催しました

東京の桜の満開が報じられた3月24日(土)、八王子の岐阜県学生会館にて、今年で四回目となる淡墨桜(ウスズミザクラ)の観桜会を開催しました。過去三回もこの時期に開催していますが、八王子という地理的条件とヒガンザクラ系であるため、毎年大木にちらほら咲く淡墨桜を探す観桜会でした。しかし全国的に桜の開花が早かった今年は一転、四回目にして初めて満開の淡墨桜の下での観桜会となりました。

八王子・岐阜県学生寮の淡墨桜

八王子・岐阜県学生会館の淡墨桜

 

淡墨桜(エゾヒガンザクラ系)

淡墨桜(エゾヒガンザクラ系)その一

淡墨桜(エゾヒガンザクラ系)

淡墨桜(エゾヒガンザクラ系)その二

淡墨桜(エゾヒガンザクラ系)

淡墨桜(エゾヒガンザクラ系)その三

ソメイヨシノ

こちらはソメイヨシノ。エゾヒガンザクラ系の淡墨桜との違いがわかりますか?

今年も大垣北高関東同窓会と共催。会員中心に十数名で満開の淡墨桜の下で食事やお酒を楽しみ、15時頃でお開き。参加者有志は八王子駅方面に場所を移して歓談を続けました。

2018年度観桜会

2018年、ご参加いただいた方々

今年も会場や机・椅子等をお貸し頂き、様々なところに細やかなご配慮頂いた濃飛会岐阜県学生会館に改めて御礼申し上げます。

ちなみに本家・岐阜県本巣市根尾谷の淡墨桜のライブ映像はこちらです。

2018年4月28日、吉村泰典 東京岐阜県人会会長の講演会を開催します。

来たる4月28日(土)に東京岐阜県人会・大垣北高関東同窓会との共催で、東京岐阜県人会 吉村泰典会長による特別講演会を開催致します。(→東京岐阜県人会の告知ページ)吉村会長には2015年11月の当会第二回定期総会でもご講演頂いております(→当時の講演要旨

急速に進む少子高齢化社会において、誰もが安心して暮らしていける社会を構築していくためには、女性の個性と能力を更に発揮して活躍し続けられる社会づくりが必須となっています。 そこで、医学者であり、内閣官房で少子化対策・子育て支援担当参与としてご活躍されているお立場から、女性が輝き続けられる社会づくりに向け、男性女性がそれぞれどのような役割を担っていくべきなのかを、身近な話題も織り交ぜながらご講演いただきます。 より良い働き方、生き方が問われる現在だからこその内容ですので、ご関心ございます方々はぜひともご参加お願い申し上げます。講演会に引き続き、懇親会を予定しております(会費3,000円は懇親会費込みです)ので、懇親会にも参加いただければ幸甚です。

日時:2018年4月28日(土) 午後2時~4時

場所:千代田区平河町2-6-3都道府県会館 1階101会議室

お申込み:

FAX 03ー53571243

メール:gifukenjin-tky@poppy.ocn.ne.jp

締切り:2018年3月30日(金) *会費は当日申し受けさせて頂きます。

 

講演会案内パンフレット・申込用紙は以下のPDFをダウンロードしてご利用下さい。

吉村泰典 東京岐阜県人会会長講演会案内(2018.4.28)

吉村泰典会長講演会2018.4.28

 

2018年4月7日(土)砧公園でも観桜会を開催します

本会主催で2018年3月24日(土)に開催する淡墨桜の観桜会のご案内を差し上げたばかりですが、本年度は更に、東京岐阜県人会および大垣北高校関東同窓会との共催で世田谷区砧公園での観桜会を下記の通り開催します。


◎日時:2018年4月7日(土)正午から午後3時頃(雨天中止)
◎場所:砧公園(世田谷区砧公園・大蔵一丁目)内「桜スポット」

→園内地図

砧公園園内マップ

 

◎アクセス:

・東急田園都市線「用賀」から徒歩20分または東急コーチバス(美術館行)「美術館」下車;

小田急線「千歳船橋」から東急バス(田園調布行き)「砧公園緑地入口」下車;

小田急線「成城学園前」から東急バス(都立大学駅北口行き)「岡本一丁目」下車

◎集合場所:正午に砧公園内にある世田谷美術館の最寄りの売店(上記公園マップの赤い家マーク)の北側にお集まり下さい。遅れる場合は現地到着後、杉野(080-4297-6481)までご連絡ください。
◎参加費:2,000円(食事・飲み物・シートは会の方で用意します)

◎申込方法(締切4月2日)

:Eメール:mori-t@n-refine.co.jp<mailto:mori-t@n-refine.co.jp>

:FAX:03-3708-7306

砧公園1

 

砧公園は都内随一の桜の名所であり、ソメイヨシノやヤマザクラなど約930本が咲き乱れ、毎年大勢の花見客でにぎわいます。 特に上記公園マップの最も西寄り(「バードサンクチュアリ」の右側)の★印(通称:「さくらのトイレ」)の南側一帯が桜の密集地(「さくらスポット」)です。

砧公園2

千鳥が渕公園、上野公園、最近は中目黒の桜通り等、桜の名所は沢山ありますが、砧公園の桜の特徴のひとつは樹木のスケールとその密集度であり、さくらスポットの西側斜面にずらり並んだ巨木は地面まで枝が伸びているため、さながら桜のカーテンのようです。

砧公園3

 

 

 

 

 

 

 

 

砧公園4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砧公園5

通常は幹の向こう側の景色が見えるのですが桜のカーテンになっているので見えません。腰掛けた目の前に桜の花があるのです。ソメイヨシノの樹齢は60ないし70年と言われていますが、砧公園の桜は最盛期(寿命真近)であり、あのような立派な桜のカーテンを見られるのもあと数年かもしれません。一度ご覧になると忘れがたい思い出になると思います。

岐阜県や西濃にゆかりのある方もない方もご参加お待ちしております。

2018年度 淡墨桜観桜会を開催します(記事追加)。

2018年度西濃会第1回イベントとして、今年で第4回目となる淡墨桜の観桜会を下記の通り開催いたします。

八王子市子安町に公益財団法人濃飛会が運営する岐阜県学生会館があります。ここには岐阜県出身の学生約70名が在籍しており、当東京岐阜県西濃会監事の白石周子さんが寮監を務められています。

この学生会館の庭に根尾谷の淡墨桜の苗を移植した淡墨桜が植えられています。 『薄墨の桜』等で淡墨桜を世に知らしめた作家・宇野千代さんの庭にあった淡墨桜を譲り受け、移植したものだそうです。この桜の大木の下での宴です。(→昨年の様子

岐阜県学生会館の淡墨桜

・日時:2018年3月24日(土)(雨天中止)

・場所:岐阜県学生寮(東京都八王子市子安2-5-8)(JR八王子駅徒歩10分程)

・集合場所:JR八王子駅改札 午後1時集合

・開始:午後1時半(当日の連絡先:090-8856-2019大石)

・参加費:実費 (食事と椅子を用意します。)飲み物は各自ご持参ください。

岐阜県学生会館アクセス

日本気象協会の桜の開花予想によると今年の八王子市の桜(ソメイヨシノ)の開花予想日は例年より6日早い3月22日だそうです。淡墨桜はエドヒガンザクラ系で、開花はソメイヨシノより一週間ほど遅いため、3月24日は咲き始めかと思いますが、お時間の許す限りお付き合いください。会員以外の方も大歓迎です。

ご参加頂ける方は3月20日までに、下記宛てにご連絡をお願いします。

電子メール:mori-t@n-refine.co.jp

ファクシミリ:03-3708-7306