第95回都市対抗野球結果
第95回都市対抗野球が2024年7月19日から東京ドームで開催され、東海地区第5代表の西濃運輸は、ベスト4となりました。西濃運輸の激闘は以下の通りです。
第1試合(7月20日)は、東京都代表のJR東日本と対戦しました。2対2で延長戦(タイブレイク:1塁と2塁に走者がいるところからスタート)に突入しました。延長10回無得点で迎えた延長11回表に先攻のJR東日本に3点を先取されました。さすがに難しいと思われましたが、山崎選手のタイムリーツーベースですかさず2点を返した後、三村選手のヒットと野崎選手のフォアボールで無死満塁となり、原田選手のタイムリーヒットで同点に追いつき、最後は河田選手がフォアボールを選んで満塁押し出しの1点が入って、劇的なサヨナラ勝ちとなりました。
第二試合(7月26日)は、東京都代表のNTT東日本を下した北海道ガス(札幌市)に対して、11対1の8回コールド勝ちを収めました。
第三試合(準々決勝)(7月28日)は、NTT西日本(大阪市)と対戦しました。4対4でまたも延長戦(タイブレイク)に突入しました。延長10回無得点で迎えた延長11回表に、北野選手の送りバントで1アウト二三塁、三村選手がフォアボールを選んで満塁となった後、キャプテンの野崎選手の満塁ホームランで一挙4点が入り、8対4で逃げ切りました。
第四試合(準決勝)(7月29日)は、JR東日本仙台(仙台市)と対戦しました。3回裏に2本のタイムリーヒットで2点を入れて逆転(2対1)しましたが、4回表に2ランホームランで再び逆転(2対3)され、7回裏と8回裏に1点ずつ入れたものの、7回表に2点、8回表に3点を入れられ、4対8で惜敗しました。
第三試合までの西濃運輸の勢いからして、ひょっとすると10年前の優勝の再現があるかもと期待しましたが、残念でした。しかしながら、西濃運輸以外の東海勢が1回戦でいなくなった中で孤軍奮闘した西濃運輸の活躍は素晴らしいですし、来年も期待したいです。試合後に双方の応援団がエール交換をしますが、最敬礼でエールを受ける姿には毎回感動します。