大垣駅からの眺望の移り変わり

新型コロナウィルスの蔓延に伴う不自由な暮らしが長く続き、皆様お疲れかと思います。授業も始まらず、さりとて移動制限のため帰省もできずに寂しい思いを募らせている学生さんもおられるかと思います。

当会の活動も思うようにならず、お役に立てないままでおりますが、大垣駅前のホテルのほぼ同じ場所からほぼ同じ構図で撮影した写真が何枚かありましたので、ご紹介させて頂きます。オンライン帰省も要請されているこのGW、何かの足しにならばと思います。

2012年4月7日夕刻。夕日に照らされる伊吹山(左奥)。大垣駅北口にはまだオーミケンシの工場建屋が残っていた。

2014年1月26日。時雨れる伊吹山(画面左奥)。オーミケンシ大垣工場は既に取り壊され、分譲地の造成が始まっている。手前右の電車は『水の聲』にも登場した養老鉄道。線路は全部で18線。鉄道輸送全盛だった時代、交通の要衝だった大垣駅を今に伝える。

2014年12月20日、雪の朝。左手前の養老鉄道ホームには上下両方の電車が入線している。オーミケンシ大垣工場跡地の分譲住宅や量販店も姿を現した。超広角レンズを使用しているので撮影範囲はこれまでより広がっています。

上の写真の翌日、2014年12月21日の景色。積もった雪はあっという間に消えた。画面奥(西方)中央の池田山や伊吹山(左奥)から当地で「伊吹おろし」と呼ぶ日本海季節風に乗って雪雲が流れ込んでいる。