岐阜の地酒に酔う2017が開催されました

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7月24日(日)、当ホームページでもご案内させて頂きました”岐阜の地酒に酔う2017”が、今年も昨年同様の猛暑の中、神田一ツ橋の如水会館・スターホールを借り切って開催されました。昨年の模様→ この回も、今年で9回目。岐阜県内の蔵元、31蔵が一堂に会しての規模に、昨年は400名を招いたところ、会場はラッシュ時のような大混雑。今年は350名に制限しての開催でしたが会場の熱気には変わり無く、どの蔵元さんのブースも行列。岐阜の地酒ファンの熱さを感じました。

青いフォントはすべて蔵元さん等の関連ページにリンクしていますので、リンク先もあわせてご覧になって下さい。

今年も変わらぬ会場風景

会は岐阜県酒造組合連合会・中島善二代表理事のご挨拶でスタート。2017年ミス日本酒田中梨乃さん、2017 ミス日本酒 岐阜の原田理央さんが花を添えました。

岐阜県酒造組合連合会・中島善二代表理事による開会のご挨拶。 後方は2017年ミス日本酒の田中梨乃さん

東京・大阪・岐阜と三か所で開催される会の東京会場に西濃地区からは5蔵が出展されました。以下、その様子を紹介します。

①株式会社三輪酒造(大垣市船町4-48)→ホームページ

(株)三輪酒造「白川郷」

創業1837年 主な銘柄:純米にごり・白川郷、特別本醸造バロン鉄心など。 当会の法人会員にもなって頂いています。主力の濁り酒・白川郷は首都圏の酒屋さんにも良く置いてありますね。 8代目社長の三輪研二さんは岐阜県酒造組合連合会の青年部組織である県酒造青年醸友会会長として、例年同様に本会の司会進行を務められていました。

(株)三輪酒造、武内合資・武内昌史代表(左端)

②武内合資会社(大垣市伝馬町1)→ホームページ

武内合資「美濃紅梅」

創業1744年

主な銘柄:美濃紅梅、大垣城、御幸鶴など。

”大垣城 上撰”が酒文化研究所による全国燗酒コンテスト2017「お値打ちぬる燗部門」で、また「特殊ぬる燗部門」で”美濃紅梅 秘蔵古酒 2003年醸造 特別本醸造酒”がそれぞれ金賞を受賞されました。

③大塚酒造株式会社(揖斐郡池田町池野422)→ホームページ

大塚酒造(株)「竹雀」

創業1884年。

主な銘柄:竹雀、初霜など。

六代目の大塚清一郎さんが西濃古来の酒米・ハツシモで酒作りをされています。→蔵の様子

右:渡辺酒造醸・四代目の渡辺愛佐子さん、左:大塚酒造・六代目の大塚清一郎さん

④渡辺酒造醸(大垣市林町8-1126)→ホームページ

創業1902年。

主な銘柄:美濃錦・白雪姫・あさちゃんのどぶろくなど。

四代目の渡邊愛佐子さんが西濃地区唯一の女性杜氏として関市洞戸の奥長良川の名水・高賀の森水を使った酒作りをされています。

⑤所酒造合資会社(揖斐郡揖斐川町三輪537-1)→ホームページ

創業:明治初年

主な銘柄:房島屋を中心に揖斐の蔵など

四代目の所優さんが杜氏として蔵を継がれています。

東京でも日本酒専門店には置かれるようになりましたね。→大森・吟吟

右・所酒造合資 四代目の所優さん、左・玉泉堂酒造(株)庄田営業部長

⑥玉泉堂酒造株式会社(養老郡養老町800-3)→ホームページ

玉泉堂酒造(株)・「醴泉」

創業:1806年

主な銘柄:美濃菊・醴泉・無風など

本会ホームページでお知らせしましたが、玉泉堂さんの瀧津瀬 純米大吟醸は2015年~2016年にかけてANAのファーストクラスで提供されていましたね。

各蔵元さんの仕込み水も大人気でした

この会を楽しみに毎年参加されている方も多数おられるようで、見覚えのあるお顔もちらほら。西濃のお酒を東京で頂ける機会も増えていますが、地域商品として更に注目されるよう、当会も微力ながらお手伝いしたいと思います。