第89回都市対抗野球大会 大垣市代表 西濃運輸 一回戦敗退(記事追加)
7月15日(日)に東京ドームで行われた第89回都市対抗野球大会一回戦第3試合。海の日の三連休の中日ということもあり、3万4千名のファンが見守る中、5年連続37回出場の大垣市代表・西濃運輸は9年連続21回出場の東京都代表・JR東日本と対戦、0-3で敗退しました。
試合結果詳細→西濃運輸野球部HP、毎日新聞 写真特集、日本野球連盟試合詳報
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もはや都市対抗名物ともなった感のある芭蕉に扮した小川敏市長の絶妙なストライクで飾った始球式で試合は始まりました。

都市対抗野球・本戦初采配となる阪本監督に率いられた西濃運輸は、初回に連打で先制点を許し、以後もJR東日本ペースで試合を進められます。 以下応援風景をご紹介します。


三塁側ダックアウト上の応援ステージには、今年ももちろん、「清流の国ぎふ」マスコットキャラクター・ミナモくん、大垣市のマスコットキャラクター・おがっきいとおあむちゃん、松尾芭蕉に扮した小川敏市長、第8代 水の都親善大使の皆さん、大垣ミナモソフトボールクラブ、と例年通りの賑やかさでした。




試合は西濃運輸6人、JR東日本も5人の投手を繰り出しての必死の攻防が続きました。


しかし本塁打を含めて10安打を放ったJR東日本に対し、西濃運輸は3安打に封じられ、得意の連打攻勢を見せることなく試合は0-3で終了しました。今年の夏は少々早く終わってしまいましたが、来年も東京ドームに大垣の名前が飛び交うよう、西濃運輸野球部の今後の活躍に期待したいと思います。




惜敗した西濃運輸の無念を晴らすかのように、翌16日は西濃地方の揖斐川町が39.3度という日本一の気温をたたき出しました。西濃会HPをご覧の皆様も猛暑に負けないよう、お体大切にして下さい。
【編集子追記】
本日(2017年7月24日)付の日本経済新聞電子版に篠山正幸編集委員が“都市対抗野球にみた「野球の原点」 ”というコラムを書かれています。全文は引用できませんのでこちらでご覧頂きたいのですが、都市対抗野球の魅力を『プロ野球並みの技術と高校野球並みのスピード感と密度』であり、まさにそこが『野球の原点である』と見抜かれています。 さらに地域や会社を背負って、甲子園の高校野球と同様、負ければ終わりのトーナメント戦の真剣勝負が選手に覚悟を与えていると。
私たちが毎年都市対抗野球を観戦して感じる感動が、単なる地元びいきではなく、どこから来ているかを見事に解き明かして頂いたコラムでした。