関ヶ原合戦跡の追加情報です(2018年8月)

昨年8月の当会HPの記事・関ヶ原合戦跡に行ってきました で関ヶ原古戦場の今をご紹介しました。この夏も関ヶ原に足を伸ばす機会がありましたので、今年はJR東海道線 関ヶ原駅周辺を中心にご紹介させて頂きます。

関ヶ原古戦場は岐阜県が世界に誇る観光資源・世界三大古戦場として売り出すべく、史跡整備やビジターセンター建設など力を入れております。その関係で町の様子もどんどん変わっています。

JR東海道線 関ヶ原駅(関ヶ原観光案内所から。電動レンタサイクルも完備)

関ヶ原駅に到着した電車の車窓の前に広がるのは...

関ヶ原駅構内の看板。後ろの山の左の麓が石田三成の陣址

昨年7月に新たに造られた関ケ原七武将ウォーキングガイドマップが観光案内所前にも掲示してあります。

関ヶ原七武将ウォーキングコース① オリジナルデータを貼ってありますので、右クリック、新しいタブで画像を開いて拡大して詳細をご覧下さい
関ヶ原七武将ウォーキングコース② オリジナルデータを貼ってありますので、右クリック、新しいタブで画像を開いて拡大して詳細をご覧下さい

駅のトイレも戦国仕様(?)脇にちょこんと鉄道唱歌(♫汽笛一声新橋を~の歌です)の第36番・関ヶ原の歌詞を刻んだ石碑も置かれています。歌詞は写真を拡大しても読めると思いますが

天下の旗は徳川に
帰せしいくさの関ヶ原
草むす屍いまもなお
吹くか伊吹の山おろし

JR関ヶ原駅はトイレも戦国仕様(外装だけですが)

駅前の観光案内所のコインロッカーもお気に入りの武将を選べるようになっていました。

関ケ原観光案内所のコインロッカー。ロッカーのサイズは動員兵力に比例しているようです

JR東海道線関ヶ原駅ホームから大垣・名古屋方面を望むと、線路が関ヶ原駅に向かって登って来ているのがわかります。写真の左側、林の切れ目に見える白い建物が大垣の街並みです。

濃尾平野の西端を登り詰めると関ヶ原

下はGoogle Mapから拝借した鳥瞰写真です。右側は濃尾平野の西北端に位置する西濃地域。左側は琵琶湖と長浜・彦根市です。京都・大阪と名古屋・江戸を最短で往来するには、写真中央の関ヶ原がいかに交通の要衝だったかが、お分かり頂けるかと思います。

関ヶ原は、上越の豪雪地帯と同様に、日本海を越えて来た雪雲が伊吹山系にぶつかって豪雪を降らせる場所でもあります。関ヶ原駅の近くでその証拠を発見しました。

関ヶ原の古戦場巡りはこれから11月頃までがお薦めですね。